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台北観光サイト

玩聚場 Play Together

アンカーポイント

発表日:2013-11-23

更新日:2016-09-30

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イベント日時
場所
台湾臺北市萬華區

「玩聚場」は、地域に住む年配の方々の生活の記憶を集めた場所です。艋舺大道沿いに一時的な公共生活空間を造り、遊びやイベントを行います。住民と皆さんで街道の公共生活の体験、栄光を創り討論し、生活環境の感覚と関心をゆっくりと呼び覚まします。

艋舺は二、三百年の歴史を持つ古い町で、河川と共に繁栄し、河川運輸の消失により衰退しました。二十世紀初頭の転換期、古い集落が自然と形成した曲がりくねった路地にも、日本統治時代の都市開発で敷設された直線道路にも、遊ぶ子ども達、隣住とのいざこざ、地域活動など至る所に庶民の生活の記憶ときずながありました。しかし、日本統治時代に開始された市街地の改造から、十大建設経済で飛躍した1960、70年代までのわずか数十年で、商業と工業が集中していた街が、都市化した台北の辺境地帯となり、経済の流失、人口転換、文化の消失が進みました。

今回の展示が、都市に根付く草の根パワーによって空間生産と場所の製造を積極的に促し、艋舺に新しいエネルギーが宿ればと願っています。そして、これにより地域の共同体意識が集まってくるはずです。伝承の試練と、クリエイターと共同で関わりを築くことを通して、ゆっくりと新たな価値が見出され、都市の質楽から生まれた空白を埋めることができます。

「艋舺大道は語る」展/萬華林宅1-2F

萬華(艋舺)は歴史パワーが溢れている地域です。地元で活動する影絵師が、伝統技芸で過去の鉄道沿線の生活風景を説明してくれます。過去、古いものから新しさへの伝承と躍進を描き、街道の公共性の美しさを考察し再現します。

「萬華林宅の物語」展/萬華林宅1F

萬華林宅は鉄道のそばにあり、多くの注目を集める建築物です。低く簡素な鉄道建築群の中でも伝説の萬華林家は財貨を拾って栄え、美しい建築物が建てられました。その美しさから台北市指定の古跡になり、修復が行われて市民の皆さんに親しまれています。本展では林宅の空間環境を回顧します。騎楼、屋上の公媽庁(仏壇)など、当時の庶民生活の記憶と商売が盛んだった時代の象徴です。

玩聚場 装置展/萬華林宅3-4 F、URS+

2013年、田田圏文創工作群は各分野のクリエイターを招き、「玩(遊び)」「聚(集う)」「場」という三つの要素を新たに解釈していきます。また、現代の多様な創作手法で「遊び」の感覚を表現し、地域との連携を図ります。萬華林宅と周辺地域には豊かな歴史人文環境があり、私達の創作に多くのインスピレーションを与えてくれます。皆さんぜひ、「玩聚場」へ遊びに来てください!

【展示時間、場所】
時間:11/23 (Sat.) ~ 12/29 (Sun)
開幕日時: 11/23 14:00
萬華林宅|13:00~18:00 (火~金)、10:00~18:00 (土~日)
台北市萬華区西園路一段306巷26号
URS+ |16:00~18:00 (火~金)、10:00~18:00 (土~日)
台北市萬華区艋舺大道342号

【関連イベント】
11/23(土)14:00~16:00|萬華林宅
開幕イベント
影絵は艋舺を語る/蕭如訓 先生
玩聚場施設ガイド

11/30(土) 10:00~13:00|URS+
ストリートアート 小房子彩絵工作坊/王立心
14:00~14:30|萬華林宅
落語・神段の考察/戴開成、呉国強
15:00~17:00|萬華林宅
葫蘆運と鉄こま/柯得隆 先生

12/14(土) 16:00~18:00|URS+
都市リビング
バンドステージ/the Muddy Basin Ramblers(泥灘地浪人)
艋舺大道記録映画/蔡燿慶、仇勇泉 監督

12/28(土) 14:00~16:00|萬華林宅3F
おじいちゃんとおばあちゃんへのプレゼントを描こう 衣服彩絵工作坊/王立心

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