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台北市立美術館主催の、1年間を締めくくるアートアワードである「台北美術賞」は、何年にもわたって準備を積み重ねながら台湾当代芸術の活躍と発展を見守りながら台湾国内の将来性、指標性を備えたヴィジュアルアートを選考する美術賞です。優秀なアーティスト、そして内包するものや時代の精神に満ち溢れた芸術作品を応援し、台湾芸術をさらに多様化させるクリエイティブなエネルギーや思想を奮い立たせるのがねらいです。

「2015台北美術賞」には2段階の審査により選出された、許聖泓、翁翊軒、張永達、張夏翡、林泰州、廖昭豪、致穎、林怡君、賴宗昀、郭俞平、荘志維、彭奕軒、齊簡、徐叡平、陳庭榕、王湘霊など16名の芸術家たちが出展しています。

出展者たちは館内にて作品の展示と制作を行い、審査委員が実際の展示の様子に基づいて大賞1名を選出。大賞受賞者には賞金55万台湾元が贈られ、台北美術館で個展を開くチャンスが与えられます。「優秀賞」5名にはそれぞれ12万台湾元が授与されます。「入選」の数名には今後の活躍を期待して賞状が授与されます。

（本展示作品『パシフィックオーシャンプリンセス（太平洋公主）』にはライブパフォーマンスと裸体像の展示があります。各自ご了承の上、ご参観ください。）