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台北観光サイト

艋舺青山宮

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発表日:2010-09-01

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艋舺青山宮
1859年に艋舺青山宮の建築工事が終了しました。青山王とも称され、霊安尊王が祀られています。どうして小さな青山宮が万華地区の信仰の中心になったのでしょうか。1851年~1861年、万華の町に疫病が広まりました。そこで中国出身の漁民が青山王を台湾に迎えることにしたそうです。ところが、神像がこの一帯を通りかかった時、急に動かなくなってしまいました。神様に問うと、青山王がここに住みたがっていることがわかりました。そして、病人が祈願するとたいへん霊験あらたかだったので、信徒がどんどん増えたんだそうです。
青山王は善を讃え悪を懲らしめるとされ、人々の心に深く刻み込まれています。毎年旧暦10月23日青山王聖誕祭の前日に青山王が大きな通りから路地裏まで巡視して回り、万華の人々の平和を守ります。町を練り歩く祭りは、見物客でたいへんにぎわう台北市の一大観光イベントの一つです。2007年、青山宮は外国人を「爐主」に選びました。これは百数十年の歴史上初めてのことで、地元でたいへんな話題になりました。
数多くの不思議な物語のほかに、建物の特色についてもご説明しましょう。百数十年の歴史を有する青山宮は木と石で作られた建築物です。三川殿の天井には八角形の「藻井」という装飾があり、たいへん丁寧な作りの美しいものです。建材も由緒ある品ばかりです。例えば、前殿の石柱には台湾神社の石材が使われており、木製の梁、柱、門、窓など、どれを見ても歴史的価値の高いものばかりなんですよ。

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