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台北ランタンフェスティバルが一新 2017年は西区で初開催 「ダンシングルースター」ミニランタン披露

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発表日:2017-01-13

更新日:2019-09-10

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台北ランタンフェスティバルが一新 2017年は西区で初開催 「ダンシングルースター」ミニランタン披露
20年の歴史を経て、台北ランタンフェスティバルは今回初めて北門、中華路一帯へ会場を移しました。台北市政府は今日(19日)、酉年ミニランタンお披露目記者会見を開き、陳景峻副市長が来年の台北ランタンフェスティバルの開催日を2月4日から12日と正式に発表しました。記者会見には、台北西区出身で金馬賞受賞女優である楊貴媚、有名監督の葉天倫、歌手の林育羣(リン・ユーチュン)も出席し、会場を盛り上げました。記者会見でお披露目された「ダンシングルースター」ミニランタンは、取っ手が北門をモチーフにしたデザインになっており、北門が育んだヒヨコを象徴しています。また、2017台北ランタンフェスティバルのメインランタンエリアは、「街角劇場」をコンセプトにした初の試みで、コンサートのビジュアルデザインを融合させた展示会場になります。このほか、アニマミックスアーティストの不二良がデザインしたテーマランタンは、西門町らしいトレンド感にあふれています。

台北ランタンフェスティバルが一新 2017年は西区で初開催 「ダンシングルースター」ミニランタン披露
 
陳景峻は会見で次のように話しました。「2017台北ランタンフェスティバルはこれまでの閉塞的な会場から飛び出し、初めてメイン会場を北門及び中華路一段へと移しました。北門の再生は西区門戸計画をスタートさせる最も重要な第一歩です。ランタンフェスティバルの期間中は、中華路一段の両側が特色あるテーマランタンエリアになります。また、北門では見応えのある3Dマッピングショーを通して旧城門の百年の歴史に触れられます」。
 
会見では2017台北ランタンフェスティバルの酉年ミニランタン「ダンシングルースター」が初披露されました。手の込んだ外観と振り子の原理を利用したユニークなデザインで、前後にゆらゆらと揺れ、リズム感とバイタリティーを表現しています。取っ手のデザインは北門モチーフになっており、北門が育んだヒヨコを象徴しています。台北市観光伝播局長の簡余晏は、酉年ミニランタンは現在急ピッチで量産中しており、来年の台北ランタンフェスティバル開催前夜に一般配布すると話しました。配布の詳細は今後の記者会見及び2017台北ランタンフェスティバルの公式サイトで告知されます。

台北ランタンフェスティバルが一新 2017年は西区で初開催 「ダンシングルースター」ミニランタン披露
 
今回の会見には金馬賞受賞女優であり、万華育ちの楊貴媚も出席してくれました。彼女は幼いころから西門町の映画館で映画を観て育ち、それがきっかけで芝居に興味を持つようになったので、「映画通り」には特に深い思い入れがあるそうです。葉天倫監督とタッグを組んだ映画『西城童話』では、「紅包場」と呼ばれる台湾のキャバレー歌手を演じ、西門町の文化により深く触れることができたと言います。台北ランタンフェスティバルが自身に馴染みの深い西区で開催されることについては、西区独特の魅力を体験しにたくさんの人が訪れるはずだと話しました。
 
大稻埕出身の監督、葉天倫は、台北西区の歴史の趣に惚れ込み、それが創作のインスピレーションの源になっているそうです。テレビドラマ『紫色大稻埕』や、西門町で主な撮影が行われた最新映画『西城童話』も、西区のストーリーが描かれています。葉天倫は、西区の養分は自分を満たしてくれるだけでなく、国際的女優や歌手を生み出していると言います。来年の台北ランタンフェスティバルがここで開催されれば、世界的に有名なイベントスポットになるに違いないと話しました。
 
台北ランタンフェスティバルが一新 2017年は西区で初開催 「ダンシングルースター」ミニランタン披露

万華で生まれ育ち、南機場夜市付近に住んでいる林育羣は、地元グルメに精通しています。歌手である彼のお気に入りは喉を潤すことができる成都楊桃冰です。彼が所属する芸能事務所も西門町にあり、生活も仕事も西区とは切り離せない関係だと言います。会見では、台北ランタンフェスティバルのテーマに合わせ、テレサテンの『小城故事』をアカペラアレンジして披露し、来年は「ウエストサイドを訪れよう」と呼びかけました。
 
2017台北ランタンフェスティバルのメインランタンエリアはMRT西門駅周辺に設置され、街角劇場のコンセプトで西門の町の特色を表現します。開閉幕式もここで開催され、都市の美学と映像、音楽、アートをクロスオーバーさせたビッグショーが繰り広げられます。今回は、華人の中でも指折りのアニマミックスアーティストと称されるトレンドブランドデザイナーの不二良をエリア統括デザイナーに招きました。社子出身の不二良は、台北で育ち、学び、夢を追いかけたと言い、西門町にはあふれるほどの想いがあるそうです。来年のメインランタンエリア全体のデザインには、西門町のトレンド要素を取り入れるほか、個性的なキャラクターで、国内外から訪れる人の心に、西区の印象を深く刻みたいと話しました。
 
メインランタンエリアのほか、中華路一段沿いでは、ランタンフェスティバル恒例のなぞなぞイベントも行われます。また、インタラクティブ感たっぷりの「ユニバーシアードエリア」、おめでたい雰囲気の「ランドアートエリア」、幸福を孵化させる「祈りのエリア」、若々しくエネルギッシュな「学生創作エリア」、光線アートの「自由創作エリア」など、各種特色のあるテーマランタンエリアがあり、北門及び中山堂では3Dマッピングショーも行われます。10名以上のアーティストが集結するランタンフェスティバルで、これまでにない新しい体験をみなさんにお届けします。
 
来年の台北ランタンフェスティバルのテーマは「ウエストサイドストーリー、台北グローリー」。9日間に渡るイベントで、台北西区の栄光の歴史と物語を伝えます。見所いっぱいのプログラム、ランタン鑑賞情報、ミニランタン配布のお知らせなど、詳細は2017台北ランタンフェスティバル公式サイトでご確認ください。お知らせは順次更新中です。こまめにチェックして、忘れがたい台北ウエストサイドのお正月イベントを一緒に楽しみましょう。

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