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本来の味を伝える両手、食材と料理の対話—「赤緑」料理長・小野竜哉さん (TAIPEI Quarterly 2018 秋季号 Vol.13)

アンカーポイント

発表日:2018-09-10

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本来の味を伝える両手、食材と料理の対話

「赤緑」料理長・小野竜哉さん

 

 



江欣盈
写真楊佳穎

 食事にするというのはいの関係をよりづける出来事となります。もし台湾出身友人がいたり、台湾家庭れたことがあるならば、さんに一緒食事をしようとびかける台湾語で「ザァホェイジャップン(做伙呷飯)」という言葉にするのをいたことがあるでしょう。「ザァホェイ(做伙)」は、友人になる、仲間になる、交流るといった意味です。また生活重要一部めるについては、料理伝統市場食材った瞬間からまれます。まさに小野竜哉さんのレストラン—「赤緑Taiwanippon」のが、なるパスポトをするつの国家がおいしい料理をきっかけに国境えて友情めることをすように。


TAIPEI 秋季号 2018 Vol.13 本来の味を伝える両手、食材と料理の対話—「赤緑」料理長・小野竜哉さん

 早朝6めたばかりのころ、浜江市場はもう何時間から活気れ、空気にもさまざまないがざりっていますが、小野さんはそんな雰囲気れたものです。北海道出身高校生から飲食業わりをつようになったという小野さんは、22大学卒業した東京・中目黒のレストランでくようになり、日本料理世界れました。小野さんの技術て、厨房での経験じてったものです。「あの目標30一軒持つことでした。日本くならどんな状況になるかだいたい想像できましたが、海外開業するとなれば、きるかまったくりません。とても好奇心をそそられ、やってみたいとうようになりました」そう小野さんは、26欧州飲食文化市場についてりたいとえ、バックパックを背負ってイタリアとフランスにかいました。しかし途中4台湾人出会ったことが人生えてしまいました。

 

台湾から市場

当時はおくて、をかけてくれた台湾友人南仏一週間あまり宿にすることになりました。それが台湾人との最初出会で、とてもたちだとじました」そして、えた一年後小野さんはめて台湾れ、ほど滞在した結果、ここに自分のレストランをこうと決意しました。台湾のことをり、準備をするため音楽きだったこともあり、台北市内のジャズバ仕事めたほか、饒河街観光夜市手羽先唐揚さな屋台みました。そして2013、ついに「赤緑」の看板げ、自分つという目標実現したのです。

プン当初小野さんは毎朝6にメモえて浜江市場かいました。それはレストランで使食材調達するためではなく、「季節るため」だったそうで、それを3ほどけました。「一年中毎日市場ることは料理人にとってとても重要なこと」小野さんは、それぞれの食材なり、一年中れる野菜でも一番おいしい時期があると強調します。らない野菜かけるとすぐってり、いたり、げたり、たり、したり、色々方法調理してその脳裏けました食材自分わせるのではなく、食材それぞれのいところを理解したいとっていますが、人間関係じでかりうためには時間必要でした」と、ります

 

ながらの市場日台比較した場合台湾市場築地のような卸売市場ていると小野さんはえます。ただ、卸売市場にレストランなどの業者とし、日本一般市民くは商店やスをします。小野さんは台湾市場について「人情味にあふれるところにその意義があります。食材いにやってるおさんたちはみんな、だちとおしゃべりをするためにやってているようにもえてとてもせそう」とじています。またプロの料理人かられば、市場機能索引のようなもので、基本的食材探しから産地理解理想食材選びをめることまで可能です。小野さんは現在休日になるとよく、MRT円山駅出口付近かれている「花博のファズマケット」にかけます。そこには台湾全土から新鮮農産物まり、毎週異なる果物野菜をテマとしたイベントが開催されています。産地直送消費者食材けることで、小規模農家にとっては無駄をなくし、コストを大幅削減することができるほか、消費者農家する貴重機会られるのです。

 

えない努力料理哲学

赤緑」では、台南有機野菜屏東黒豚肉鶏肉花蓮桜桃鴨(チェリバレー種など台湾特産野菜豊富使用しています。海鮮場合台湾産日本産わせていますが、大部分技術れた日本れたものを使用しています。小野さんは「生産販売調理消費一体いに相手のことをよりいやることができるようになれば」といます。生産者販売業者品質鮮度つことにより配慮し、料理人食材からその価値最大限引し、おいしさにせをじた消費者大地農家感謝つようになる―こうした好循環こそ、小野料理長めたいとえる食文化なのです。

 

台湾料理日本料理目指理想なる」台湾料理はにぎわい、かさ、食材わいをえることを目指します。一方日本料理はシンプルで上品食材そのものの極限までめることを追求します。小野さんはげ、「一見簡単そうにえても、その背後には種類時間炭火種類などにする料理人試行錯誤れています。そうしたえない努力こそが料理のおいしさをえている」と強調します。そしてその精神人生哲学にもなっています。

 

今後計画について小野さんは「にはくのアイデアがかんでいますが、りたくはありません。十分実力がなく準備っていない状況ってもしたことはできません。ですから毎日一番基本的仕事、つまりげておいしい料理り、一人一人のおさまを大切にすることに専念しています」とります。来台9小野さんの当初からわっていません。「赤緑」の看板地味、インテリアも簡素ですが、料理人はその両手でおいしさをえるため、めて真摯料理ります。十年一剣20芽生えたいを10年月をかけて実現させた小野さん10せません。

 

赤緑Taiwanippon

所在地大安区復興南路一段107515B1
電話02-8773-7609
HPhttps://www.facebook.com/taiwanippon/

 

 [おすすめレシピ]

 

ドラゴンフルツと緑竹たけのこはいずれも台湾特産物で、熱帯づかいがたっぷりのフルツと野菜です。あまり料理使われることのないドラゴンフルツのえることで、この果物独特りとらかな食感同時しめます。さらに緑竹たけのことニラをわせごたえとさわやかな甘味じられます。ぜひ一度、ご家庭ていただきたい一品です。

 

緑竹たけのこ、ドラゴンフルツ、ニラ梅肉からし
TAIPEI 秋季号 2018 Vol.13 本来の味を伝える両手、食材と料理の対話—「赤緑」料理長・小野竜哉さん

材料

ドラゴンフルツのつぼみ 4
緑竹たけのこ 3
ニラ 1

かつお昆布だし 適量
梅干 適量
適量
からし 適量

 

豆知識:たけのこのアクをるコツ

ぬか100g
乾燥トウガラシ3
ショウガ 適量

 

ごしらえとだしの

1. 根元って半分ったたけのこを皮付きのままれ、ぬか、をとった乾燥トウガラシと一緒状態からにかける。沸騰したら弱火1時間半かけてゆっくりとでる

2. 60昆布れて2時間置く。昆布して沸騰させためてからかつおぶしをれ、3分後せばかつお昆布だしの完成
3. たけのこの皮をむいてだしれ、冷蔵庫一晩寝かせてませる。

 

1. ヘタをったドラゴンフルツの垂直半分り、ニラはざくりにする。

2. 沸騰させ、まずドラゴンフルツのれてでる。1分後ニラをえ、ればすぐにし、氷水ける。

3. 梅干しのり、ペストになるまでむ。やしたドラゴンフルツのニラの水気をキッチンペる。

4. だしがんだたけのことドラゴンフルツの細切りにし、ニラ、梅肉からしとえれば、わいかで口当たりのやかな前菜完成

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