TOP メインコンテンツセクションに行く

台北観光サイト

光輝く都市 台北の夜景スポット6 選 (TAIPEI Quarterly 2022 冬季号 Vol.30)

アンカーポイント

発表日:2022-12-29

6119

TAIPEI #30 (2022 冬季号)


光輝く都市
台北の夜景スポット6 選


文:Jenna Lynn Cody  編集:下山敬之  写真:Yuskay Huang、台北市観光伝播局、Taiwan Scene

台北では、毎年冬になると旧正月とランタンフェスティバルという大きなイベントがあり、この時期になると街全体が金色の装飾やイルミネーションで美しく彩られます。特にランタンフェスティバルの期間中は、街の至るところで綺麗な照明が設置されるので、ユニークで活気のある雰囲気が台北を包みます。

IMG_7412 (Copy)▲心中山線形公園でインスタレーションアートが設置されたり、多彩なライトアップが施され、ロマンチックな雰囲気が作り出されています。( 写真/Taiwan Scene )

台北の人たちは食べ歩きや飲み歩きをして夜を満喫しますが、キラキラした夜景を求めて外へ出かける人たちもいます。台北は川によって隔てられた自然豊かな盆地に位置しているほか、丘陵地も多くあることから夜景スポットには事欠きません。

わざわざ山を登らなくても、ショッピングエリアの活気あふれる街並みや、静かに灯された史跡を眺めながら夜の散歩を楽しむこともできます。また、繁華街に行けば買い物や食事が楽しめるほか、美しい建物も眺められますし、山に登れば展望デッキから圧巻のパノラマ夜景が満喫できるでしょう。ここでは、夜の台北を散策するのに最適な散歩コースから、夜でもアクセスしやすい郊外の見所スポットまで、台北の夜歩きが楽しめる6 つのスポットを紹介していきます。


🌟夜の街を行く
パリは「光の都」と呼ばれていますが、台北も負けず劣らずの夜景スポットが盛りだくさん。活気に満ちた街を散策したり、夜でも参観できる史跡を訪れたりと、ビルの最上階や山道を登らなくても台北の夜は楽しめます。

心中山線形公園
心中山線形公園は、かつて台北を縦断する鉄道が走っていた場所に建てられた公園です。長細い形状をしたこの公園は、現在MRT中山駅と双連駅をつないでおり、昼間はたくさんの人たちで賑います。

DSCF2615-Edited (Copy)( 写真/Yuskay Huang )1101123_052_跨年燈飾_許宜容攝_中山線形公園 (Copy)( 写真/台北市観光伝播局)
▲心中山線形公園でインスタレーションアートが設置されたり、多彩なライトアップが施され、ロマンチックな雰囲気が作り出されています。

このエリアは夕方の散歩にぴったりで、クリスマスシーズンになるとキラキラしたイルミネーションが飾られるほか、祝日にはアート作品の展示が行われるなどイベント感が感じられるスポットです。クリスマスが近づくと、高さ約10 メートルのクリスマスツリーが飾られます。冬限定の人気チェックインスポットとしていつもより多くの人がここへ見に来ます。

夜になると、おしゃれなお店が公園と周囲の路地に立ち並ぶので、台北の個性的な一面と活気に満ちた一面が感じられることでしょう。

DSCF2169-Edited (Copy)▲心中山線形公園の両側には特徴的なショップやレストランが並んでいるので、看板や外観だけでも一見の価値ありです。( 写真/Yuskay Huang )

このエリアは特に冬になるとロマンチックで幻想的な雰囲気が感じられます。素敵なおとぎ話の世界に迷い込んだような非日常感を感じたい方は足を運んでみてください。

榕錦時光生活園区
台北MRT東門駅の周辺には、時代の流れに取り残された日本式の建築物がずらりと並んでいます。一部は台北市政府の指導によりリノベーションが行われましたが、昔ながらの風景が残る金山南路と金華街の交差点付近は、日本植民地時代の建物が軒を連ねるノスタルジックな散歩道なのです。

1905年に建設されたこれらの建物は、かつて近くにあった台北刑務所の社員寮として使われていました。その後、台北市文化局による「老房子文化運動計画」というリフォーム計画がスタートし、最近になって一般公開されました。

DSCF1032-Edited (Copy)DSCF1042-Edited (Copy)▲夜の榕錦時光生活園区はとても美しく、静かなのでお散歩に最適です。

このエリアは、夕方になると柔らかい灯りに包まれた日本式の建築物と木や石などの自然が一体となった美しい姿を作り出します。日が傾いた時間帯であれば、幻想的な写真が撮れることでしょう。建物の中はカフェやレストラン、ショップとなっていて、 中にはペット同伴ができるカフェや「九州パンケーキのワッフル」、金箔が散りばめられたカステラが有名な「金錦町」など、日本式のお店が並んでいます。

この付近を歩くと、昔懐かしい雰囲気が感じられるだけでなく、リノベーションされた豪華なレジャー施設が並ぶ現代的な台湾の姿が見られます。

台北市孔子廟
台北の寺院は夕方で閉館してしまう場所がほとんどですが、台北市孔子廟はほぼ毎日夜9時まで参観が可能です。特に夜の孔子廟は昼間とは全く違う雰囲気が味わえます。

1879年に完成したこの孔子廟は、日本軍の進軍によって一度取り壊されました。1930年には再建されましたが、皇民化運動を推進していた日本政府により、1945年までは伝統的な儒教の儀式ではなく、神道の儀式が執り行われることもありました。また、孔子廟として機能するようになる以前は、考試院(公務員の人事を管轄する国家機関)が一時的にここで公務を行っていたこともあります。

各地にある孔子廟はいずれも厳粛な雰囲気が漂っていますが、台北市孔子廟だけは交趾陶(交趾焼き)で作られたカラフルな装飾品が飾られているので印象が異なります。台北市孔子廟は中国山東省の曲阜にある孔子廟をモデルに建てられ、その後は閩南地方のデザインも取り入れたためにこうした独特な景観が生まれたのです。

DSCF2364-Edited2 (Copy)DSCF2042 (Copy)▲台北市孔子廟で夜景が楽しめることはあまり知られていませんが、ライトアップされることで昼間とはまた違った表情が見られます。

夜の孔子廟の見どころは建物全体がライトアップされ、きめ細かい装飾がより際立つようになるところ。また、建物のシルエットがシンプルであるため、昼間よりも夜のほうが美しく見えると言われています。特に建物全体の朱色、屋根の金色、装飾の濃い青色は、太陽の光よりもライトで照らされるほうが輝いてい見えます。

🌟夜景を求めて
台北はその独特な地形から、各地に展望台や東屋など夜景が楽しめる点が豊富です。特に東の虎山、北の北投、南の猫空は公共交通機関と徒歩、あるいは車でアクセスができるので、これらのおすすめスポットを紹介していきます。

DSCF2978 (Copy)▲虎山峰展望台には多くのカメラマンが訪れ、夜の風景を写真に収めています。

虎山峰展望台
台北東部の美しい景色を眺めるスポットとしては象山が有名です。しかし、勾配が急であったり、日没の時間は混み合うなど、じっくり夜景を楽しむのにはあまり適していません。それよりもオススメは道を少し下った所にある虎山の展望デッキです。ここからでも象山にも劣らない夜の台北が一望できます。

虎山に登る利点は象山よりも勾配が緩く、さらにバスで入り口の近くまで移動できる点です。少し徒歩で山道を登る必要はありますが、信義区の豪華なパノラマが満喫できます。バス以外にもMRT後山埤駅から徒歩でもアクセス可能です。ただし、その場合はバスで移動するよりも歩く距離がやや長くなるので注意してください。

DSCF3095-Edited (Copy)虎山峰展望台には多くのカメラマンが訪れ、夜の風景を写真に収めています。

台北101の美しい姿、台北市の夜景、いずれを見る場合も混み合わず、アクセスが簡単な虎山のほうがおすすめです。大みそかや花火大会の際は多少混み合う可能性もありますが、最高の景観が拝めるでしょう。

北投四季長廊観景台
北投四季長廊観景台は車やMRT北投駅からS6バスへの乗り換え、あるいは自転車でもアクセスができます。

この付近は山道が迷路のようだと言われていますが、展望デッキまでの道のりは非常にシンプル。それでいて絶景が楽しめるのでオススメです。展望デッキからは台北盆地と関渡平原をまたキラキラとした街灯が見えるほか、淡水河やその対岸にある街並みも一望できます。季節によっては桜の木々が付近をピンク色に染めるので、昼間は花見なども楽しめます。

DSCF2902-Edited (Copy)▲北投四季長廊観景台から見える台北市の眺めは壮大で、天の川のようにキラキラと輝いています。

猫空樟山寺
猫空ロープウェイの終点、猫空駅の近くにある樟樹歩道は、家族と一緒に歩ける散歩スポットです。道なりに進むと見える樟山寺には、ロープウェイの景色と比べても遜色のない絶景が広がっています。樟山寺は台北南部に位置することから、北部にある大稲埕、さらに淡水河の奥にそびえ立つ観音山までが一望できます。天気が良い場合は、淡水河の先に広がる東シナ海まで見えることも。

このお寺は1931年に建てられ、以降は改修工事が施されてきました。祀っているのは仏教の観音様で、伝説によれば奇跡を起こす石が置かれているのだとか。そんな言い伝えのあるこの近辺は、実はあまり知られていない夜の散歩スポットです。眼下に広がる台北の夜景は光のカーペットのように輝いて見えます。ただし、道には多少の起伏があるので、夜の散歩の際は気をつけましょう。

DSCF2948-Edited2▲夜の樟山寺はとても静かなので、夜の台北を満喫するのに最適なスポットです。

お寺の近くには、お茶や食事が楽しめる喫茶店がたくさんあります。また、日が暮れた後でも猫空ロープウェイやいくつかのバスは運行しているので、アクセスは比較的簡単です。


 

関連写真

最近の人気記事

Top