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TAIPEI Quarterly 2016 春季号 Vol.03

アンカーポイント

発表日:2016-03-10

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台北・都市の表情
 
数百年におよぶ開拓と発展を経ながら、台北という都市の顔は時代の移り変わりとともに変化し続けています。台北市は春節(旧正月)連休の間、6 日間という驚異的なスピードで、忠孝橋へ接続するランプを撤去、1884 年に建立された台北城(台北の城郭)の北門「承恩門」が輝きを取り戻し、周辺の台北郵局(郵便局)や鉄道部博物館(旧台湾総督府交通局鉄道部)といった史跡とともに、これまでになかった眺めが生まれています。将来的には台北の凱旋門としてのイメージづくりに取り組み、都市の姿が一新されると期待さ
れています。

一方、柯文哲市長は、台北市が開催地となる「2017 台北ユニバーシアード」と国際自転車会議「ベロシティ・グローバル2016」PR のため、自ら自転車にまたがり、1 月9 日に台北の関渡宮から出発、19 時間52分をかけ300 キロメートルを走破し、「台北―高雄サイクリング・プロジェクト」の目標を達成しました。あれから1 カ月、柯市長は228 記念日の連休に再び「二都市間の一日自転車走破」に挑戦しました。27 日の早朝に富貴角灯台(台湾最北端の灯台、新北市石門区)を出発し、風雨にも負けず約28 時間後に520 キロメートル先の鵝鑾鼻灯台(台湾最南端の灯台、屏東県恒春鎮)に到着、夢があるなら勇敢に取り組めば、どんな不可能なことも可能にすることができるとみなを勇気付けました。

スポーツと情熱は、私たちの心を奮い立たせます。 季刊誌TAIPEI は本号、特別報道として、米メジャーリーグで活躍する陳偉殷(チェン・ウエイン)投手が胸に抱く台北のイメージや青春の思い出をはじめ、女子バドミントンで世界ランキング3 位の戴資穎選手、昨年の光州ユニバーシアード男子やり投げで銀メダルに輝いた黄士峰選手を紹介しています。台北ユニバでも素晴らしい成績を上げ、世界の舞台で台湾をひときわ輝かせてくれると期待されます。

今年20 歳の誕生日を迎える台北MRT(地下鉄)に乗れば、山と水辺にあふれる盆地をすり抜け、思う存分都市の姿を楽しむことができます。また旅の達人が台湾映画の名シーンにいざないます。『王哥柳哥遊台湾(王さん柳さんの台湾珍道中)』から『向左走・向右走(ターンレフト・ターンライト)』、『阿嬤的夢中情人(おばあちゃんの夢中恋人)』まで、すべて「台湾語映画のハリウッド」と呼ばれる北投で撮影されています。興行成績1 億台湾ドルを突破した『等一個人珈琲(Café‧Waiting‧Love)』は、タイトルと同じ名のカ
フェが実際に一寿街にあります。『我的少女時代(Our Times)』で、ヒロインの林真心と、想いを通わせる徐太宇がスケートの練習をしたのは木柵公園の中です。この都市をゆったりめぐれば、感動と思い出を温めることができるのです。

台北市は交通至便という長所に加え、台湾随一の街が持つ繁栄や活気、文化的な奥行きという魅力があり、海外のバックパッカーや他県・市の人々が大勢観光のために訪れます。近年人気が高まる、リーズナブルな認可ユースホステルなども経済的で安全を確保できる選択肢の一つとなっています。市観光伝播局は、宿泊施設に予約する前には、インターネットで認可施設のリストを確認し、自身の消費者としての権益を守ってほしいと呼び掛けています。

おいしい食べ物はいつも人々の食欲をそそります。本号では南門市場と中正紀念堂周辺の名店の食べ歩きにみなさんをお招きします。ジャーキーや中華ハム、小籠湯包と、どれも外せないおいしさです。さらに濃厚で香り高い永康街のマンゴーかき氷や、素朴で静謐な雰囲気の青田七六は、いつも訪れる人を歓迎し、旅人がほっと一息つくことができます。

笑顔と人々が台北という都市の表情を生みだしています。またとない素晴らしい台北の街で、どうぞゆったりとそのよさを味わっていってください。

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TAIPEI 春季号 2016 Vol.3
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