発表日:2017-03-27
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台北ツツジフェスティバル
季節の花のパーティーへ!
文 _ 古文
写真 _ 高讃賢、王能佑、国立台湾大学、台北市工務局公園路灯工程管理処、台北市民政局
東京には桜、アムステルダムにはチューリップ、
そして私たちが暮らす台北には市の花、美しいツツジ。
花々が咲く春らしさに満ちた暖かで幸せな季節に、
私たちはこの町で愛にあふれた香りを吸い込みます。
ツツジフェスティバルが台北の南側で始まります。
こんなにも輝しい花の季節があるなんてなんと幸せなことでしょう。
一緒に育った音楽や珍しい文化が楽しめるショップもあります。
みなさん私たちと一緒に幸せな春の1日を過ごしませんか。
▲ 台北市と国立台湾大学はともに、春の台北をツツジの花咲く街に作り上げています。(写真/王能佑)
最近、赤やピンク、白の美しいツツジがあちこちで堂々と咲き誇り、台北を春の彩りで満たしています。ツツジと言えば、多くの人々が国立台湾大学(以下、台大)のツツジ祭りを思い出すでしょう。「台大ツツジ祭り」が20周年を迎える今年、台北市は台大とともに台北市の花である「ツツジ」をテーマとしたイベント――「2017台北ツツジフェスティバル」を開催します。
台大のお祭りを
全市民のパーティーに
3月にやってくるツツジの季節を迎えるために、台北市公園処はルーズベルト通り(羅斯福路)、新生南路、仁愛路などに6万株のツツジを植え、人々が町中でも花畑を見て歩けるようにしました。また、台大周辺の商業エリアや歴史的建築、付近住民とを結びつける一連のイベントを計画し、このツツジの季節を美しいだけでなく知性ある充実したものにします。
台大の教師や学生にとって、20周年を迎えるツツジ祭りは特別なものです。現在、台大に多くの品種のツツジがあるのは、今は亡き園芸学部の杜賡甡教授のおかげです。1948年、杜教授は台北市六張犁に自生していたタイワンヤマツツジを採集して台大キャンパスに植えました。これが台大のツツジの始まりです。その後、大学は六張犁の農家からツツジの250株を、さらに士林園芸試験所の陽明山山仔后作業所から大量のツツジを引き取り、現在のように花々がキャンパスいっぱいに広がるようになったのです。ツツジはまた、台大の精神である開放、自由、貢献、包容を象徴する存在でもあります。
▲ 台大ツツジ祭りは、ツツジが鑑賞できるだけでなく、学部の発表、アートパフォーマンス、生態体験などさまざまな催し物に参加して楽しめるイベントです。(写真/国立台湾大学)
1997年春、台大は初のツツジ祭りを開催し、これに合わせて学部や部活の紹介、新入生募集が行われました。その後、徐々に学部の発表、アートパフォーマンス、生態体験などさまざまな催し物が行われるようになり、一般の人々も一緒に楽しむイベントとなりました。ツツジ祭りは、毎年台北市民が心待ちにしているお祭りとなっています。
青春の力感じる楽しい大学のイベント
台大のキャンパスを散歩しながらツツジを楽しむことは、この花の季節おすすめの過ごし方です。台大園芸学部の張育森主任によれば、日本の長崎県平戸は唐朝時代に唯一通商が許された場所で、当時ここで中国、沖縄、さらに地元九州のツツジが育てられていたそうです。この種のツツジは葉と花が比較的大きく、台湾の土壌と気候への適応力も高いものでした。ツツジは過保護にする必要はない植物ですが、台大ではツツジがより多く、より美しく育つように非常に注意深く栽培されています。「土壌の改良、肥料による養分の補充、さらに春夏には葉の手入れが必要です。それから天然の農薬で病害や害虫から守ります。そうして発芽し、開花した花はより美しく咲きます」張主任はこう話してくれました。
▲ 台大ツツジ祭りでは、田植え体験などの催しも行われています。(写真/国立台湾大学)
台大ツツジ祭りの20周年を祝うために、今年はさまざまなイベントが盛大に催されます。高校生はクラスごと、あるいは学校ごとに申し込んで台大を見学をすることが可能ですし、一般の人々もガイドツアーに参加して文化と生態の視点から台湾最高峰である学術の殿堂を理解することができます。また都市型レンタサイクル、YouBikeに乗ってキャンパスに隠れたさまざまな博物館を見て回ったり、各博物館のスタンプを集めるスタンプラリーに挑戦し、台大農産品販売センターでアイスキャンディーと交換することもできます。
このほかにも芸術や文化に関するパフォーマンスや講座、田植え体験、ヨーグルト作りや多肉植物の寄せ植え作りなどの有料レッスンなどが行われます。きっと大人も子どもも時間を忘れて楽しみ、たくさんの思い出とお土産を持って帰ることができるでしょう。
地域総動員で盛り上げる 懐恩堂のショー
台大のキャンパスだけでなく、台大の敷地に沿って走る新生南路でもピンクや紫のヒラドツツジが楽しめます。また和平東路から辛亥路、そしてルーズベルト通りから辛亥路の間でもツツジの姿が見られ、道路いっぱい春の自由な息吹が感じられます。さらに台大の校門と体育館前でもさまざまなツツジの盆栽がみなさんを歓迎しています。
▲ クラシックなウェディングドレスのファッションショーも行われ、ツツジの季節を華やかに盛り上げます。(写真/台北市民政局)
台大キャンパスのほか、温州街、ルーズベルト通り、汀州街一帯の「温羅汀」商業エリアもこのフェスティバルに参加します。台大のある大学里では3月25日午後にイベント「ツツジに囲まれたコーヒーと書籍」が行われます。これは新生南路にある教会、懐恩堂前の広場をメインステージとした催し物で、大学里の住民による中国音楽楽団、管楽団が春らしい楽曲を演奏します。また、龍安小学校と古亭小学校の楽団による演奏や情熱的なフラメンコのステージもあり、イベントを盛り上げます。
台大のおかげで文化の香りが満ちる大学里には多くの独立系書店があり、今回このイベントに参加しています。またカフェも立ち並んでおり、大学里の呉沛璇里長は、みなさんにコーヒーを飲んで書店を見て回り、美しいツツジの花を楽しんでゆったりした3月の午後を過ごしてほしいと話しています。
台北自来水園区で
春のパーティー
台大の向かいにある18ヘクタールの敷地を持つ台北自来水園区も今回ツツジフェスティバルの一員として、3月4日にファッションショーとミニコンサートを開催します。金曲奨の演奏カテゴリーベストアルバム賞を受賞したタイムレス・フュージョン・パーティー(無限融合楽団)によるカジュアルで自由な音楽に合わせてクラシックなウェディングドレスのファッションショーが行われ、まさに春のパーティーです。3月11日と18日には中正区公所と協力してガイドツアーも行われます。無料で入園できますので、みなさんぜひ参加してください。
台北自来水事業処の張序周股長によれば、この園区のまさに中心にある公館浄水場と自来水博物館の境界にツツジが植えられた100メートル近い道があり、毎年春になるとピンクや赤紫の花が咲き誇るそうです。今年は台北ツツジフェスティバルに合わせ、さらに約2,000株のヒラドツツジやイサオツツジなどを植えました。またフェスティバルの間は、さまざまな色の草花に合わせて普段は地下にある大型水道管を使った身も心も楽しくなる庭園が博物館前の広場に登場します。訪れてみるといつもと違う風景を目にすることができるでしょう。
大安森林公園で
ピクニックとコンサート
もちろん「台北の肺」である大安森林公園もフェスティバルに参加し、台北市公園処がみなさんに心を込めたツツジの饗宴をご覧に入れます。MRT大安森林公園駅1番出口を出ると、目の前にツツジの花が一面に広がります。さらに公園にある11の出入り口にはツツジと草花を組み合わせた高さの異なる盆栽が飾られています。また公園内の主要な歩道には丸い花飾りが吊り下げられて、みなさんを展示エリアへ誘います。50種類ものツツジを一気に観賞することができる貴重なチャンスです。

▲ 大安森林公園は選び抜かれた50種のツツジで彩られ、市民の目を楽しませています。(写真/台北市工務局公園路灯工程管理処)
台北市は3月18日に大安森林公園で「大安森林公園ピクニックコンサート(大安森林公園野餐音楽会)」を開催します。バンドや歌手による素晴らしいパフォーマンスに加えて、子どもたちにはバルーンアートやピエロのダンスなどの出し物を用意しています。またキッチンカーのフード販売や、安全な染料を使ったハンドペイント体験も楽しめます。昔懐かしい瓶釣り、ピンボールなどのゲームもあり、大人も子供もわくわくする1日が過ごせます。
この季節、ツツジの美しい姿を目にして心地よく愉快な春を満喫したくありませんか?ぜひ家族や友達と一緒に、このプチ旅行へ出かけてください。花を愛で、書店を巡り、コーヒーを味わい、パフォーマンスを楽しむ1日。思い立ったら出発です!
ツツジに囲まれた
コーヒーと書籍
3/25(土) 14:00~17:00
懐恩堂前広場(新生南路3段90号)
大安森林公園
ピクニックコンサート
3/18(土) 10:30~16:00
大安森林公園野外ステージ
季節の花のパーティーへ!
文 _ 古文
写真 _ 高讃賢、王能佑、国立台湾大学、台北市工務局公園路灯工程管理処、台北市民政局
東京には桜、アムステルダムにはチューリップ、
そして私たちが暮らす台北には市の花、美しいツツジ。
花々が咲く春らしさに満ちた暖かで幸せな季節に、
私たちはこの町で愛にあふれた香りを吸い込みます。
ツツジフェスティバルが台北の南側で始まります。
こんなにも輝しい花の季節があるなんてなんと幸せなことでしょう。
一緒に育った音楽や珍しい文化が楽しめるショップもあります。
みなさん私たちと一緒に幸せな春の1日を過ごしませんか。
最近、赤やピンク、白の美しいツツジがあちこちで堂々と咲き誇り、台北を春の彩りで満たしています。ツツジと言えば、多くの人々が国立台湾大学(以下、台大)のツツジ祭りを思い出すでしょう。「台大ツツジ祭り」が20周年を迎える今年、台北市は台大とともに台北市の花である「ツツジ」をテーマとしたイベント――「2017台北ツツジフェスティバル」を開催します。
台大のお祭りを
全市民のパーティーに
3月にやってくるツツジの季節を迎えるために、台北市公園処はルーズベルト通り(羅斯福路)、新生南路、仁愛路などに6万株のツツジを植え、人々が町中でも花畑を見て歩けるようにしました。また、台大周辺の商業エリアや歴史的建築、付近住民とを結びつける一連のイベントを計画し、このツツジの季節を美しいだけでなく知性ある充実したものにします。
台大の教師や学生にとって、20周年を迎えるツツジ祭りは特別なものです。現在、台大に多くの品種のツツジがあるのは、今は亡き園芸学部の杜賡甡教授のおかげです。1948年、杜教授は台北市六張犁に自生していたタイワンヤマツツジを採集して台大キャンパスに植えました。これが台大のツツジの始まりです。その後、大学は六張犁の農家からツツジの250株を、さらに士林園芸試験所の陽明山山仔后作業所から大量のツツジを引き取り、現在のように花々がキャンパスいっぱいに広がるようになったのです。ツツジはまた、台大の精神である開放、自由、貢献、包容を象徴する存在でもあります。
1997年春、台大は初のツツジ祭りを開催し、これに合わせて学部や部活の紹介、新入生募集が行われました。その後、徐々に学部の発表、アートパフォーマンス、生態体験などさまざまな催し物が行われるようになり、一般の人々も一緒に楽しむイベントとなりました。ツツジ祭りは、毎年台北市民が心待ちにしているお祭りとなっています。
青春の力感じる楽しい大学のイベント
台大のキャンパスを散歩しながらツツジを楽しむことは、この花の季節おすすめの過ごし方です。台大園芸学部の張育森主任によれば、日本の長崎県平戸は唐朝時代に唯一通商が許された場所で、当時ここで中国、沖縄、さらに地元九州のツツジが育てられていたそうです。この種のツツジは葉と花が比較的大きく、台湾の土壌と気候への適応力も高いものでした。ツツジは過保護にする必要はない植物ですが、台大ではツツジがより多く、より美しく育つように非常に注意深く栽培されています。「土壌の改良、肥料による養分の補充、さらに春夏には葉の手入れが必要です。それから天然の農薬で病害や害虫から守ります。そうして発芽し、開花した花はより美しく咲きます」張主任はこう話してくれました。
台大ツツジ祭りの20周年を祝うために、今年はさまざまなイベントが盛大に催されます。高校生はクラスごと、あるいは学校ごとに申し込んで台大を見学をすることが可能ですし、一般の人々もガイドツアーに参加して文化と生態の視点から台湾最高峰である学術の殿堂を理解することができます。また都市型レンタサイクル、YouBikeに乗ってキャンパスに隠れたさまざまな博物館を見て回ったり、各博物館のスタンプを集めるスタンプラリーに挑戦し、台大農産品販売センターでアイスキャンディーと交換することもできます。
このほかにも芸術や文化に関するパフォーマンスや講座、田植え体験、ヨーグルト作りや多肉植物の寄せ植え作りなどの有料レッスンなどが行われます。きっと大人も子どもも時間を忘れて楽しみ、たくさんの思い出とお土産を持って帰ることができるでしょう。
地域総動員で盛り上げる 懐恩堂のショー
台大のキャンパスだけでなく、台大の敷地に沿って走る新生南路でもピンクや紫のヒラドツツジが楽しめます。また和平東路から辛亥路、そしてルーズベルト通りから辛亥路の間でもツツジの姿が見られ、道路いっぱい春の自由な息吹が感じられます。さらに台大の校門と体育館前でもさまざまなツツジの盆栽がみなさんを歓迎しています。
▲ クラシックなウェディングドレスのファッションショーも行われ、ツツジの季節を華やかに盛り上げます。(写真/台北市民政局)
台大キャンパスのほか、温州街、ルーズベルト通り、汀州街一帯の「温羅汀」商業エリアもこのフェスティバルに参加します。台大のある大学里では3月25日午後にイベント「ツツジに囲まれたコーヒーと書籍」が行われます。これは新生南路にある教会、懐恩堂前の広場をメインステージとした催し物で、大学里の住民による中国音楽楽団、管楽団が春らしい楽曲を演奏します。また、龍安小学校と古亭小学校の楽団による演奏や情熱的なフラメンコのステージもあり、イベントを盛り上げます。
台大のおかげで文化の香りが満ちる大学里には多くの独立系書店があり、今回このイベントに参加しています。またカフェも立ち並んでおり、大学里の呉沛璇里長は、みなさんにコーヒーを飲んで書店を見て回り、美しいツツジの花を楽しんでゆったりした3月の午後を過ごしてほしいと話しています。
台北自来水園区で
春のパーティー
台大の向かいにある18ヘクタールの敷地を持つ台北自来水園区も今回ツツジフェスティバルの一員として、3月4日にファッションショーとミニコンサートを開催します。金曲奨の演奏カテゴリーベストアルバム賞を受賞したタイムレス・フュージョン・パーティー(無限融合楽団)によるカジュアルで自由な音楽に合わせてクラシックなウェディングドレスのファッションショーが行われ、まさに春のパーティーです。3月11日と18日には中正区公所と協力してガイドツアーも行われます。無料で入園できますので、みなさんぜひ参加してください。
台北自来水事業処の張序周股長によれば、この園区のまさに中心にある公館浄水場と自来水博物館の境界にツツジが植えられた100メートル近い道があり、毎年春になるとピンクや赤紫の花が咲き誇るそうです。今年は台北ツツジフェスティバルに合わせ、さらに約2,000株のヒラドツツジやイサオツツジなどを植えました。またフェスティバルの間は、さまざまな色の草花に合わせて普段は地下にある大型水道管を使った身も心も楽しくなる庭園が博物館前の広場に登場します。訪れてみるといつもと違う風景を目にすることができるでしょう。
大安森林公園で
ピクニックとコンサート
もちろん「台北の肺」である大安森林公園もフェスティバルに参加し、台北市公園処がみなさんに心を込めたツツジの饗宴をご覧に入れます。MRT大安森林公園駅1番出口を出ると、目の前にツツジの花が一面に広がります。さらに公園にある11の出入り口にはツツジと草花を組み合わせた高さの異なる盆栽が飾られています。また公園内の主要な歩道には丸い花飾りが吊り下げられて、みなさんを展示エリアへ誘います。50種類ものツツジを一気に観賞することができる貴重なチャンスです。
▲ 大安森林公園は選び抜かれた50種のツツジで彩られ、市民の目を楽しませています。(写真/台北市工務局公園路灯工程管理処)
台北市は3月18日に大安森林公園で「大安森林公園ピクニックコンサート(大安森林公園野餐音楽会)」を開催します。バンドや歌手による素晴らしいパフォーマンスに加えて、子どもたちにはバルーンアートやピエロのダンスなどの出し物を用意しています。またキッチンカーのフード販売や、安全な染料を使ったハンドペイント体験も楽しめます。昔懐かしい瓶釣り、ピンボールなどのゲームもあり、大人も子供もわくわくする1日が過ごせます。
この季節、ツツジの美しい姿を目にして心地よく愉快な春を満喫したくありませんか?ぜひ家族や友達と一緒に、このプチ旅行へ出かけてください。花を愛で、書店を巡り、コーヒーを味わい、パフォーマンスを楽しむ1日。思い立ったら出発です!
ツツジに囲まれた
コーヒーと書籍
3/25(土) 14:00~17:00
懐恩堂前広場(新生南路3段90号)
大安森林公園
ピクニックコンサート
3/18(土) 10:30~16:00
大安森林公園野外ステージ
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