紹介
天恩宮は猫空の内彎一帯に位置します。ここは新興宗教である「一貫道」の道場です。4階建ての建物は伝統的な中国宮殿様式を模しており、白い柵と橙色の瓦、紅色の柱からなり、荘厳な雰囲気に包まれています。ここには小さな言い伝えが残っています。天恩宮を建設する際、人々は井戸を掘ろうとしましたが、何日かけても成功しません。そこで、神様にお伺いを立て、廟の後ろに水源地を発見しました。ここは「宝の土地」と称せられ、甘く透き通った泉が湧き出ています。水質は非常に良く、お茶を入れるのに最適の水です。
一貫道では中華圏の神様も西洋の神様も並列して祀られています。また、古代の神様も現代の神様も同じく並べられ、一貫道の創始者の像も祀られています。正殿では常に口を開いて笑っている、悩みのない喜びに満ちた弥勒菩薩像が迎えてくれます。休日には精神修行のミニ講座も頻繁に開催されているほか、道徳観念によって学齢に達した児童への教育も行っています。そのほか、読経に参加すると、経典から昔の人々の精神を学ぶことができます。