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毎年秋に開催される、年に一度の士林官邸菊花展。2002年の開始から10年目に突入する今年は、11月19日から12月4日までの16日間、士林官邸公園および花博公園圓山展示エリアにて開催されます。

台湾で最大規模となる士林官邸菊花展。品種や造形の数が最多の菊花展で、毎年、美しい彩りの品種が展示され、普段はめったに見れない大立菊、懸崖菊、樹状菊などが並び、シンプルな鉢植えの展示から展示場全体を使った企画まで、1年以上丹精込めて栽培された菊花が展示されます。不安定な天候の下、細心の注意と専門の知識と経験が必要な栽培技術を駆使して、毎年、菊花展開催のその日まで職人たちが努力に努力を重ね、心を一つにして作り出される創意あふれる菊の花は、美しい彩りで来場者を楽しませます。

台湾建国100年となる今年、2011士林官邸菊花展も10年目に突入。「菊と詩の対話」をテーマに、エリアごとにテーマに沿った展示がなされます。純粋に「菊花を観る」から「菊花を詠む」優美さまで高め、中国の歴史上の文人のように「菊」の美しさを観賞することで品性を陶冶し、五感を楽しませます

開催期間である11月19日から12月4日までの毎週末には、さまざまなイベントが開催されます。心地良い秋空の下での音楽イベント、菊のフラワーアート、ピエロの風船教室など、士林官邸公園の野外ステージと花博公園圓山展示エリアで催され、十年に渡り培われてきた菊花が織り成す華やかな喜びを来場者と分かち合います。

士林官邸菊花展では、秋空の下、世代を問わず大勢の方々とともに美しきこの秋の悦びの時をともに過ごすことができるよう、心よりお待ちしてしています。