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鼓鼓生風─屠國威玉作藝術展

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発表日:2016-08-30

更新日:2016-09-30

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鼓鼓生風─屠國威玉作藝術展
鼓鼓生風─屠國威玉作藝術展
2016.06.17 - 2016.10.02
伝統も現代も、コンテンポラリーアートをも突き抜けて、屠国威氏は、他の追随を許さない彫刻作品を生み出して来ました。幼い頃から芸術的才能を見せていた氏は、1967年、国立台湾芸術専科学校(現在の国立台湾芸術大学)彫塑科に第一期生として入学し、李梅樹、丘雲などの大家から西洋彫刻の手ほどきを受けたほか、アカデミーに属さない芸術家たちの彫刻も身に着けました。そして、このようにして自らの技能を鍛え上げる中で、氏は、自らの信じる芸術観を試そうと、彫刻の表現に集中するようになりました。

 
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  1971年、星雲大師に導きを得た氏は、仏光山の浄土洞窟を作る仕事を任されました。その後、更に自分の幅を広げようと、イタリアに留学し、国立ローマ美術学院学に学びました。そこで、当代きっての大家たちや、師でもあり友でもある芸術家の指導の下、彫刻制作の技を叩き込まれ氏は、独自の味わいを持つ彫刻スタイルを作り出し、1988年、イタリアのフローレンス・ミューズ院士の栄誉を受けたのでした。そして、この栄誉により、屠国威氏は、その彫刻制作に対する努力を認められただけでなく、国際的に、彫刻の世界に新たな風を吹き込んだのでした。
 
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今年、「鼓鼓生風-屠国威珠玉の名作展」と題して、氏が「鼓」を題材にして、その形とこころの諸相を表現した作品を展示します。今回展示される選りすぐりの名品百点は、「鼓」のふくよかな形が象徴する円満な世界を見せてくれるとともに、響き渡るような表現力によって、まさに新たな風を起こす「鼓」として、伝統とも現代とも違う、今までにない世界を感じさせてくれます。当館では、新時代の風格を備えた彫刻の展覧会を開催し、国内の傑出した芸術家の作品とその精神を積極的に紹介することに、力を入れています。今回の展覧会により、多くの方々にその作品や精神に共鳴して頂き、全く新しい芸術の世界を体験して頂きたいと思います。
 
 

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