発表日:2017-02-03
更新日:2017-03-03
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待ちに待った2017台北ランタンフェスティバルのメインランタンが小年夜にあたる今日(26日)、正式にお披露目されました!世界的なアニマミックスアーティストの不二良が手がけた「小奇鶏家族」は、メインランタンの「小奇鶏」のほか、家族の「必勝哥、粉美妹、小蛋定」があり、今回ついに、ネットユーザーたちから「烏骨鶏」と揶揄された白黒のデザインではなく、本当の姿が正式に発表されました。不二良は、メインランタンを主役に据えた従来の設定を打ち破り、今回の台北ランタンフェスティバルのためにデザインしたもので、西門町の若者たちのバイタリティーを盛り込み、四つのユニークなキャラクターを生み出した、と話しています。
記者会で初めて公開された全エリアのデモンストレーションビデオは、北門の3Dマッピング作品「ウエストサイドパーティー」でリズミカルにスタートし、中華路一段沿いに次々とライトアップしていく「ユニバーシアード」、中山堂「ウエストサイドシアター」3Dマッピング、おめでたい雰囲気の「ランドアートエリア」、変化する光で失われた西本願寺を再現した「自由創作エリア」、そして西門町を占領するメインランタンエリアの小奇鶏家族が披露されました。小奇鶏家族は、建物の屋上や、MRTの屋上、舞台の上などに設置され、テーマ空間を作り出していて、一つのメインランタンによる従来のショースタイルとは大きく異なります。
今年の台北ランタンフェスティバルは、10名以上の台湾アーティストが参加し、ランタンエリアをデザインしました。「メインランタンエリア」はデザイナー・アーティスト不二良、ビジュアルパフォーマンスプロデューサー馮建彰、北門と中山堂の「3Dマッピングエリア」はアーティスト陳怡潔、「カプセル卵-ユニバーシアードエリア」はデザイナー張漢寧、吳協衡、洪鈺堂が手がけたほか、張漢寧と社会的企業「點點善」が共同でデザインした「彩り卵-祈りのエリア」もあります。「黄身エリア-自由創作エリア」のアーティスト陳愷璜、「赤い卵エリア-ランドアートエリア」のアーティスト楊士毅、陳祖栄、「卵白エリア」中山堂入り口イメージアーティスト鍾裕華、黃信惠、都市と廟が参加した「金の卵エリア−友好交流エリア」、見逃せないなぞなぞ大会や曾敏雅、何田田、葉士愷らメインビジュアルデザインチームなどが力を合わせて作り上げています。
柯文哲台北市長は次のように話しています。「これまでランタンフェスティバルは花博公園で開催されていましたが、今回初めて西門町、中華路に会場を移し、伝統ある西区の旧城区での開催となりました。しかし、西門町は若者がもっとも多い場所でもあり、このような新旧入り混じる場所でのランタンフェスティバルはさまざまな想像を呼び起こしてくれます。今回、不二良さんにメインランタンのデザインをお願いしたほか、10人以上の台湾アーティストに各エリアのデザインを依頼しました。これほどバラエティーに富んだランタンエリアは、正直なところ不安があり、若い人たちが何をしているのか、自分にとっては未知の世界ですが、今回のランタンフェスティバルが、台湾が世界へ、世界から台湾への窓となり、台湾を世界に知らしめ、より多くの台湾アーティストの作品を外国からの旅行者に見てもらえることを期待しています。」
また、メインランタンエリアのメインビジュアルデザインを手がけたアーティスト不二良は次のように話しています。「今回メインランタンエリアは西門町の街角にあり、より民衆に寄り添った方向性です。今年は従来のようなその年の干支を表現するだけの概念を突破し、今年のトリを擬人化した「小奇鶏家族」をデザインし、それぞれに個性と表情を持たせました。主人公の「小奇鶏」のほか、おしゃれが好きな女の子の「粉美妹」、熱血タイプの兄「必勝哥」、恥ずかしがり屋の「小蛋定」があります。メインキャラクター「小奇鶏」の制作では、いくつもの新しい挑戦がありました。今回は、FRP(繊維強化プラスチック)を使っていて、ボディーには3万個以上の穴を開け、そこにLEDライトを埋め込みました。昨夜は徹夜で設置し終えました。フェスティバルでは、さらに二馬(馮建彰)先生がデザインしたシアター式のライトショーも加わるので、きっと素晴らしいショーになるはずです。私は小さい頃から西門町でよく遊んでいましたが、こんな西門町は見たことがありません!
また、今回各ランタンエリアを手がけた10数名のアーティストは、みんなそれぞれのデザインコンセプトを紹介していて、今回この伝統とイノベーションを結合したランタンフェスティバルに参加できることをとても喜んでいます。観衆のみなさんに、まったく新しい体験を届けられればと思っています。」
今年の台北ランタンフェスティバルは、従来とは異なり、西区の歴史感を残し、西門町の特色を取り入れているほか、初めてパフォーミングアートとランドアートを結合させました。西区で開催する台北ランタンフェスティバルが旧城区の復興と観光の活性化をもたらし、台北東西区域のバランスのとれた発展につながることを期待しています。国内外の旅行者のみなさん、2月4日〜12日は、ぜひ台北西区で光の饗宴をお楽しみください!
また、今回各ランタンエリアを手がけた10数名のアーティストは、みんなそれぞれのデザインコンセプトを紹介していて、今回この伝統とイノベーションを結合したランタンフェスティバルに参加できることをとても喜んでいます。観衆のみなさんに、まったく新しい体験を届けられればと思っています。」
今年の台北ランタンフェスティバルは、従来とは異なり、西区の歴史感を残し、西門町の特色を取り入れているほか、初めてパフォーミングアートとランドアートを結合させました。西区で開催する台北ランタンフェスティバルが旧城区の復興と観光の活性化をもたらし、台北東西区域のバランスのとれた発展につながることを期待しています。国内外の旅行者のみなさん、2月4日〜12日は、ぜひ台北西区で光の饗宴をお楽しみください!
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*台北ランタンフェスティバルデモンストレーションビデオダウンロード: