台北観光サイト

節約して楽しむ台北





旅行の前には、多くの人が「緻密な出費計画」を立てていることと思います。節約したお金でたくさんのものを見たり、買ったりすれば、より多くの想い出づくりができます。今年2月にアメリカで人気のウェブサイト「BuzzFeed」（バズフィード）の「個人旅行に最適な世界都市26」で、台北市は1位にランキングされました。同サイトでは、台北市はオシャレなだけでなく、文化の息吹が漂い、買い物しやすい環境も整っていることから、台北市を選ぶのは確かに賢明だと評価されています。



台北を訪れた観光客がリーズナブルな価格で観光を楽しめるように、本号では「節約して楽しむ台北」をテーマに、リーズナブルなゲストハウス、財布に優しいグルメ、手ごろなショッピングが楽しめる店などを網羅しています。また、もっとも節約できる方法で交通機関を利用すれば、すべての面において少ない出費で思う存分楽しめます。そんな台北を好きにならずにはいられないでしょう。



今年は台北城（清の時代の城郭都市、現在の台北駅の南側周辺）ができて130周年。都市にひっそりとたたずむ文化財には台北の文化が刻まれています。「ニュースタイル台北」のコーナーでは、市の指定文化財に指定されている「撫臺街洋樓」（撫台街洋楼）と「紀州庵」が誕生したいきさつを紹介しています。また、青空の広がる夏は、凧揚げに最適の季節です。「ディープカルチャー台北」のコーナーでは、凧の達人の黃景楨が、なぜ彼の作品の凧が、世界に名をはせているのかを語っています。



夏はどうやって食欲を増進させ、暑さをしのげばいいのでしょうか。「グルメ＆ギフト台北」のコーナーでは、夏を快適に過ごせる台北のおいしい冷やし中華とひんやりスイーツを紹介しています。「ライフマップ台北」のコーナーでは、緑に覆われた民生社區（民生団地）にひっそりと構える個性的な小さな店を紹介しているので、スローライフの旅をのんびりと味わえば、きっと新たな発見があることでしょう。それから水遊びも夏の暑さをしのぐのに最適です。自然の景観を取り入れた台北市の公園にあるプールや「2014臺北親水節」（2014台北ウォーターフェスティバル）も親子で水遊びを楽しむのには最適の場所です。



今年の夏は、台北でもっともリーズナブルな旅を展開し、台北の無限の文化とアートのエネルギーに触れれば、この都市が個人旅行に適しているというだけでなく、何度も訪れる価値がある友好的なところであることに気付くことでしょう。