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台北観光サイト

DISCOVER TAIPEI 3/4月号 2011 Vol.82

アンカーポイント
台北百年の風雅





「百」という字は数を表しているだけでなく、中国語では「すべて」「たくさん」という意味もあります。中国人は「百姓」「百業」「百貨」といった言葉を使いますが、このことからも中華圏では「百」という字がいかに重要かがうかがえます。今年中華民国が建国100周年を迎えることから、本号では「台北百年の風雅」をテーマに、台北の昔の姿を尋ねて、歴史あふれる台北の趣ある一面を感じてもらおうと、MRT沿線の100年クラスの文化財のほか、台北で100年受け継がれてきた昔ながらの味を紹介しています。



3月、4月は台北最大の国際イベント、台北国際花博覧会も終了間近になりますが、続々と登場する展示公演イベントも依然として熱気にあふれています。バラエティーに富んだ公演も期待の閉幕イベントも花博を締めくくるのにふさわしい感動を心に残してくれます。この機会に是非、花博の会場に足を運んでみて下さい。



春先には陽明山竹子湖の白いカラーが満開になり、春の訪れを迎え入れます。また、花の香であふれる士林官邸ではこれまで神秘的なベールに包まれていた正館(本館)がようやく一般の目に触れられるようになりました。ここは蒋介石前総統夫婦が生活をともにしていたところで、歴史上の人物の生活の一端がうかがえます。それから3月19日にはアジアでもっとも知名度の高い2011年國際自由車環台公路大賽(2011ツール・ド・台湾)が台北でスタートを切ります。もしこのレースに出場できなくても、都会の侠客になって、台北の川沿いや山々をのんびりサイクリングしながら、風を切って楽しむのもいいでしょう。



春はアートに親しむのも悪くありません。世界の有名美術館や個人所蔵のシャガール、モネのオリジナル作品が台北であなたを待っています。



さあ、みんなで建国100周年を迎える喜びを分かち合い、現代と昔が交錯する魅力的な台北の風情を尋ねていきましょう。
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